首のこり

首の筋肉

さまざまな筋肉に囲まれ重い頭を支えているのが頚椎です。これら首の筋肉のこりがひどくなると、自律神経を圧迫して常に交感神経が副交感神経よりも優位になります。そのために頭痛や頭重、全身倦怠感・めまい・不眠・イライラ感・動悸・血圧不安定・発汗・目の乾燥など、さまざまな不快な症状が出てくるのです。

僧帽筋

僧帽筋

問題をおこす首の筋肉の中では一番表面の皮膚に近いところにあります。僧帽筋は首の後面の広い範囲と胸背部の大きな領域を占めるダイヤモンド型の筋肉です。左右あわせると大きなひし形でカトリックのフランシス宗派の坊さんの帽子の形に似ているというのでこの名があります。この筋肉が全体として働けば、肩甲骨を背中の正中線に近づけますが、上部や下部の一部だけがはたらけば肩甲骨を回す作用があります。上部は実生活に大きく関与して、腕を長時間支える結果、首のこり・筋肉痛・硬直・頭痛などの症状を引き起こします。

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋

頭部を回旋したり傾けたりする動作において首を外側から観察すると、後頭部から前下方の鎖骨の方向に向かって左右一対の大きな筋肉が走っているのがわかります。これが胸鎖乳突筋で皮下脂肪の少ない人でしたら、このような動作なしにも観察することができ、絵や彫刻における首の表現にも重要な要素となっています。頭と首を支える主要な筋肉の一つで、片方の筋が収縮すると顔が反対側の斜め上を向くように頭が傾きます。両方の筋が収縮すると、顔をやや上向き加減にして頭を前へずらし、首をちぢめるような運動が起こります。片側の胸鎖乳突筋が先天的に、あるいは外傷や炎症によってけいれんしたり短縮したりすると、あたまが傾いた位置に固定。これが斜頚とよばれる病気です。

頭板状筋

頭板状筋

頭板状筋は僧帽筋の下にあり、椎骨の後ろから上外方に伸びて後頭骨の外側と結んでいます。両側が同時に収縮すると頭を後ろへ反らせ、片側だけ収縮するとそちらの方へ頭が回転します。

頭半棘筋

頭半棘筋

頭半棘筋は頭板状筋の下にあり、ほぼまっすぐに上下に走って後頭骨と椎骨の後外側を結んでいます。頭を後ろへ反らせるはたらきがあります。

大後頭直筋・小後頭直筋

大後頭直筋・小後頭直筋

頚椎と後頭骨をつなぎ、頭を後に引いて直立に保つはたらきをしています。

上頭斜筋・下頭斜筋

上頭斜筋・下頭斜筋

頚椎の外側と後頭骨の外側をつなぎ、頭を後に引いて直立に保つはたらきをしています。

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