五十肩の原因をたどると

五十肩の原因

五十肩といえば、肩が回らない腕が上がらないって状態。回復のためには通常、肩関節の狭い範囲にポイントが絞られます。たしかに肩関節周りの悪化が五十肩への、最後の決定的な一撃となっていることは間違いないでしょう。でも、どうしてここが徐々に悪化してきたのでしょう?ここだけぶつけた?ここだけ酷使した?そういうお話はほとんど聞きません。
どうやら肩関節が問題になる以前に、その原因の基礎を着々と固めてきた黒幕がいらっしゃるようですよ。大なり小なり、このような不調を感じている予備軍の方もたくさんいます。もう少し原因の元がわかると、自分で気を付けることや、予防もしやすくなりますね。

背中のこりが黒幕

背中のこり

腕を上げる回す動作は、肩関節だけでは無理。肩甲骨が一緒に動くことで、私たちは腕を大きく回せます。五十肩のように、肩関節に問題が現れるのは後々の最終的な結果。その原因つくっている元はとなれば、もう少し周囲を広くみる必要があります。
要するに、肩甲骨を正常に動かせない状態が五十肩の温床となるわけです。それは背中周りの筋肉に異常ありということ。と同時に、この状態は肩関節に負担がかかるわけです。腕を上げるにも肩甲骨が固まってしまうと、その分の仕事まで肩関節が負うことに。そんな状態が長く続けば、肩関節だって悲鳴を上げます。

肩甲骨君

肩甲骨君は本来、雲のように自由に生きるタイプ。かなり広い行動範囲を与えられて、束縛を嫌います。そしてそんな自由は、周りの筋肉による陰の支えがあってこそ。本来、背中周りの筋肉は肩甲骨君の可動範囲に、より大きな自由を与えるべく、サポートしてくれるのです。

ですが、それは周りの筋肉が柔らかい時のはなし。背中周りの筋肉には二面性があり、こり固まると、とたんに意地悪をしだします。柔軟だった時とは真逆、肩甲骨君が一番嫌う束縛を始めるのです。肩甲骨君は今まで支えてくれた存在に自由を奪われる形。

背中の筋肉

背中周りの中でも、特に束縛の厳しいのが肩甲骨君の内側に位置する筋肉。この筋肉達のこりは表層ではなく深層に深く根深く、とにかく頑固。そのわりにこの部位の自覚症状に気付けないひとが多いようです。それが「腕が上がらない、回すと痛い」状態まで至ってしまう結果を助けています。

背中のこりによって、肩甲骨君の生活環境は天と地ほど一変します。これは肩甲骨君の悲劇だけの問題ではなく、五十肩の道へ最高の一歩。「五十肩への始まりはここから」といった感じで、この積み重ねが「腕が上がらない、回すと痛い」までつながってくるわけです。

いったん縛られると束縛を解くのは大変なもの。こりも慢性化すると、こり性になるのと同じ。そうなると通常のストレッチでは、解くことはなかなか難しくなります。周りの筋肉がこり固まらないように、未然に日頃のコンディショニングが大事になります。
通常の体操や運動で柔軟性を保てる。そんな体調レベルを維持したいものです。「痛くないからベストコンディションだ」なんて思いこまないでほしいのです。風邪も病気そうですが、後々こじらせると大変なものですね。

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